今回は、Azureでの新しいサービスなどがどのような経緯で一般提供されているかについてご紹介いたします。
Azureでは、新しいサービスや機能を追加するにあたり、いきなり一般提供する訳ではなく、
事前に2種類のプレビューが実施され、ユーザーからのフィードバックを受け、改良されてから一般提供されます。
現実世界でもよくある話です。
スマホ用のゲームアプリなどでは”テストプレイ”と言われるものと同じ考えです。
では、先ほど記述した2種類のプレビューについて説明していきます。
・プライベートプレビュー
新しいサービスを提供する時は、一番最初にプライベートプレビューを行います。
限定された一部のユーザーだけに公開され、事前の申し込み秘密保持契約(NDA)の締結が必要な場合があります。
・パブリックプレビュー
プライベートプレビューを行ったら、次はパブリックプレビューです。
すべてのユーザーに公開されます。多くのユーザーに試してもらいたいため、無料や半額など安価に提供される場合がありますが、サービスレベルアグリーメント(SLA)は適用されません。
一般提供が開始されたサービスと同様に、Azure Portalから操作が可能になります。
・一般提供開始(GA)
正式なリリースであり、別名、GA(General Availability)とも呼ばれます。
すべてのユーザに公開されます。標準料金で提供され、SLAの対象となり、正式なサポートをを受けることもできます。
「プライベートプレビュー」→「パブリックプレビュー」→「一般提供開始」というステップを経て、新しいサービスや機能が公開されます。
↓ 【Microsoft公式サイト】 AzurePolicy の新しいサービス時のパブリックプレビュー
パブリック プレビュー: Azure Policy のゲスト構成機能 | Azure の更新情報 | Microsoft Azure
【参照】プレビュー使用条件 | Microsoft Azure