その際、Linuxのディストリビューションによってパッケージ管理ツールが異なるため、利用しているディストリビューションのパッケージ管理コマンドを使う必要があります。
そこで今回は、パッケージ管理コマンドについて簡単にまとめてみました。
・RedHat系(CentOSなど):yum、rpm
・Debian系(Ubuntsuなど):apt、dpkg
上記のディストリビューションが一般的によく利用されています。
それでは次にyumとrpm、aptとdpkgは何が違うのかについてみていきます。
■依存関係を含めて管理:yum、apt
・サブコマンドを指定する(-をつけない)
・引数は全てパッケージ名を指定
■個々のパッケージを管理:rpm、dpkg
・オプションを指定する(-をつける)
・インストール前はパッケージファイル名、インストール後はパッケージ名を引数に指定
依存関係とは、インストールするパッケージとそれを正しく動作させるのに必要な他のパッケージとの関係のことです。
パッケージ管理コマンドは他にも、openSUSEで用いるzypperなど様々なものがあります。
参照資料
「debian系」パッケージ管理ツールを使ったインストール (1/4):HRzine