今回はshutdownコマンドというものをご紹介したいと思います。
shutdownコマンドとは、システムの終了と再起動を実行するためのコマンドです。
オプションをつけることによって、再起動と終了を実行することが可能です。
・shutdown -r
-rオプションをつけることによって、システムを再起動します。
・shutdown -s
-sオプションをつけることによって、システムをシャットダウンします。
また、デフォルトでは、コマンドを実行してから、1分以内に処理が実行される仕様になってます。そのため、今すぐに処理を実行させたい場合は下記のコマンドを実行します。
・shutdown -s -t 0
-tは、時間指定をするオプションで、-tの後に「0」をつけることによって即座に処理が実行されます。
下記のコマンドは、リモート先のマシンの電源を切るためのコマンドです。日常生活では使う機会がありませんが、一応紹介しておきます。
・shutdown -r -m リモート先のマシン名
-mは、リモート接続先のマシンを指定するためのコマンドです。-rと組み合わせると、リモート先のマシンを再起動させ、-sと組み合わせると、リモート先のマシンの電源を切ります。
shutdownコマンドだけでも、たくさんのオプションが存在するため、皆さんもぜひこの機会に勉強してみてはいかがでしょうか。