今回はWEPとWPAについて記載していこうと思います。
■WEP(ウェップ)
最初期に開発された無線LANの暗号化規格で、現在はセキュリティ性はほぼ皆無となっているようです。
この規格は登場直後は有線LAN並みの機密性を確保できるといわれていましたが、
登場してからしばらくして、簡単に解読できる技術が出来てしまいました。
その為現在は廃れて使用されなくなりましたが、WEPの代わりとなる新しい規格が使用されています。
■WPA
Wi-Fi Protected Accessの略語で、WEPの脆弱性を補強し、セキュリティ強度を向上させた無線LANの暗号化規格です。
暗号化の仕組みとしては、「暗号化したいデータ」を「暗号鍵と呼ばれるデータ」と混ぜることで、
データは簡単に解読できない暗号化されたデータとなります。
逆に暗号化されたデータをもとに戻すときは、暗号化されたデータに暗号鍵を混ぜることで、
元のデータに戻るといったイメージです。
WPAは、現在主流のうちの1つの無線LANの暗号化規格で、WEPの脆弱性改善のために一定時間ごとに、
暗号鍵を変更することでセキュリティ性を向上させるTKIPなどが使用されています。
IT未経験者のIT未経験者向けの記載でした。