Excelで複数のデータを比較するときに、同じ内容が書かれているかどうかを簡単に判定する方法をご紹介します。
日本語版と英語版、手入力とCVSデータで同じ内容の別々の資料を比較して間違いがないかダブルチェックしたい場合に便利です。
=IF(COUNTIF(検索するセル,"*"&検索する文字列があるセル&"*"),TRUE,FALSE)
上の図では、A列の文章が、B列の文章と同じかどうかを、C列で判定しています。
まずは、"IF関数"で、次の条件に当てはまる場合にTRUEを、当てはまらなかった場合にFALSEを表示させるようにします。(赤色で記載)
=IF(COUNTIF(検索するセル,"*"&検索する文字列があるセル&"*"),TRUE,FALSE)
次に、"COUNTIF関数"で、どういった条件で検索をかけるかを指定します。上図では、A列の文章がB列と同様かどうかを確認したいので、次のように記載します。
=IF(COUNTIF(B1,"*"&A1&"*"),TRUE,FALSE)
そうすると、完全一致した行には「TRUE」が表示されています。
反対に、「Windowss」「1ヶ月」など、別の単語が含まれている文章になっている場合には「FALSE」が表示されるようになりました。
色をつけると視覚的に分かりやすくなると思います。
この関数を利用して、効率よくダブルチェックしていきましょう。
□参考資料
https://www.moug.net/tech/exopr/0090052.html