今回は、複数のパッチを手動で適用する際に、楽になる方法を紹介します。
パッチ適用は、ソフトウェアセンターを使用すると、複数のパッチを一括で適用することができますが、
もし、ソフトウェアセンターが何かしらの不具合で使えない場合、複数のパッチを手動で適用する際は、
一つ目を選択→インストール、2つ目を選択→インストール・・・とパッチ量が多ければ多いほど手間がかかると思います。
そんなときに、以下のような、パッチを自動的にインストールするバッチを使ってみてはいかがでしょうか。
@echo off
cd /d %~dp0
for /f %%a in ('dir /b *.msu') do (
echo %%a インストール中
call %%a /quiet /norestart
)
echo インストール完了
pause
exit
基本的には、パッチファイルは「.msu」拡張子だとは思いますが、
異なる場合は赤色の部分を拡張子に合わせて変えるだけで同じように使えます。
Ex:拡張子「.exe」の場合
for /f %%a in ('dir /b *.msu') do (
↓
for /f %%a in ('dir /b *.exe') do (
使い方は、このバッチとインストールするパッチファイルを同じフォルダに入れて、バッチをクリックで起動するだけと簡単です。
インストールする順番はファイル名の順番になりますので、もしインストールする順番に決まりがある場合は、パッチファイルの名前の先頭に項番(01aaa.msu,02bbb.msu,・・・)をつけることで項番の通りにインストールすることができます。
お手軽などでぜひ使ってみてください。今回紹介したバッチコマンド以外にも調べればいくらでも出てくると思いますので、
興味のある方はほかのものも調べてみるといいと思います。