ネットワーク接続におけるL2スイッチ、L3スイッチに関する情報を書き出します
そもそもL2、L3の話の前に、OSI参照モデルについてまとめる必要がありまず。
OSI参照モデルとは、コンピュータなどによる通信機器の機能を階層構造に分割したモデルの事。
通信機器ごとに通信プロトコルが異なるため昔は他メーカーとの通信を行う事は難しかったが、メーカーに依存しない他機器との接続を要望する声が増えた事から1~7層の機器毎に振り分けた層(レイヤ)にそれぞれの役割を定義することで、共通ルールに沿った他メーカーの通信機器との相互通信が可能になりました。
そのレイヤ間を通したデータを送信する行き先を振り分けてくれるのが、L1~7スイッチとなります。
レイヤは以下の層に分けられており、各スイッチは以下の番号に沿ったデータ振り分けを行う事になっています。
7:アプリケーション層
6:プレゼンテーション層
5:セッション層
4:トランスポート層
3:ネットワーク層
2:データリンク層
1:物理層
振り分け方としては、ネットワーク上を通して届くデータをスイッチが判別し、
各レイヤへの行き先をデータに与えるという流れ。
例えるなら「データの交通整理をしている」という解釈で良いらしいです。