現場では、障害発生時(予期せぬシャットダウンなど)の発生時刻の報告や
WindowsUpdateに伴う再起動後のログ確認にも活用できます。
■確認方法
左下スタートを右クリック。
「コンピュータの起動」をクリック
左ペインの「イベントビューワー」→「Windowsログ」→「システム」を選択し
ログが表示されるまで待つ。
右ペインから「現在のログをフィルター」を選択。
イベントIDを半角数字で入力。「6005-6006」と入力(6005が起動、6006がシャットダウンです。正常ではないシャットダウンは6008となります。)
6005と6006のログのみが表示されました。
■Windows10のみ6005 6006の表示が少ない?
7001-7002でイベントIDでフィルタすると6005-6006で表示されなかった大体の時刻ログが表示して解消されることがあります。(厳密には7001-7002は起動時間ではなくログイン時刻のため、若干の乖離があります。)
これは、Windows10はデフォルトで使用している場合は、起動を速くするために「高速スタートアップ」が適用されており、「完全シャットダウン」をしていないためです。
そのため「完全シャットダウン」を実施した場合に6005-6006のログとして記録されます。
今回は起動・シャットダウンのログについて説明いたしました。
現場でのログ確認の際はご活用ください。
・参考資料
https://pentan.net/win10-kidou-jikoku/