Window Server 2008 (R2)のパフォーマンスカウンタ機能ではデータコレクタセットを作成し、取得したい項目とその期間を設定することでシステムの稼働情報を取得することが出来ますが、取得期間の設定値にかかわらず取得期間が72時間を超えると強制的にタスクが停止されてしまうのはご存知でしょうか。これはWindowsの仕様のようです。
データコレクタセットにて72時間以上連続でタスクを実行したい場合は、作成したデータコレクタセットのプロパティより「停止条件」設定にてタスクが72時間(4320分)を超える1分前(4319分)に停止するよう設定します。
データコレクタセットのプロパティ画面での停止条件設定画面
スケジュール設定にて、タスク処理の開始日時を指定しておけば72時間経過後もタスクを続行出来ることとなります。ただし停止と次回タスク起動するまでの間1分についてはデータ取得が行えないため、明確に72時間以上のデータを連続収集することにはなりませんのでご注意を。