★Wi-Fiミレルとは★

Wi-Fiミレルとは、電波状況の可視化、電波強度を測定し、周辺のWi-Fi環境を表示させる機能を持つアプリのことです。Wi-Fiミレルは、チャネルや周波数帯毎の混雑程度を視覚的に表示できるため、Wi-Fi環境の改善にも役立ちます。

★ヒートマップ機能にて電波状況を可視化★

Wi-Fiミレルの中で注目すべき機能は、部屋の中の電波状況を可視化するヒートマップという機能です。Wi-Fi電波の強度によって色分け表示することで、視覚的に電波の届きやすい場所と届きにくい場所を把握することが出来ます。

上記がヒートマップ図です。電波強度が色分け表示されているため、電波の届きやすさを視覚的に認識することが出来ます。そのため、ヒートマップを参考にしながら、ルーターの置き場所を変えることで、ルーターの最適な設置場所を探し出すことが可能なのです。

・ヒートマップの作成方法・

まず、家の間取り図を撮影します。その際に撮影した間取りの画像をスマホに保存しておきます。

次に「ヒートマップ」から「+開始」を押します。

次に「間取り」をタップします。

次に「フォトライブラリ」をタップします。

次に部屋の間取りの画像を読み込み、ヒートマップを作成します。

読みこんだ間取りの場所をタップすることで、読み込んだ場所のWi-Fiの強度をヒートマップとして保存できます。

★電波をリアルタイムで数値化★

Wi-Fiミレルには、ヒートマップ機能以外にも便利な機能が備わっています。それは、Wi-Fi電波の強度をリアルタイムで数値化する機能です。

まず初めに、測定したいWi-Fiに接続します。Wi-Fiに接続していないとこの機能は使えません。

上記がWi-Fiミレルのスタート画面です。電波の状態が数値化されています。また、この数値は場所によって変わるため、電波の届き具合が分かります。

★まとめ★

無線通信は、有線通信に比べて、配線の設置などを行う手間が省ける上に、電波が届く場所であればどこでもインターネットに接続できるので、大変便利な技術です。しかし、有線通信とは異なり、目に見えないため、通信状態を把握しにくいのが難点です。そこで、今回ご紹介したWi-Fiミレルというアプリを使えば、電波状況が視覚化されます。iOS、Andoroidの両端末でもご利用可能なので、興味がございましたら、ご利用してみてはいかがでしょうか。

参考URL

doomou.net/2017/01/02/app_wifimireru/
https://applica.info/wifi-mireru