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RFIDについて
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投稿者: Tsukadaさん
投稿日:2020/06/10 10:10
更新日:2020/06/10 11:22
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
テクニカルサポート
投稿内容

★RFIDとは★

RFIDとは、ID情報を埋め込んだRFタグに読み取り装置を近づけ、近距離の無線通信を用いて情報のやり取りをする技術のことです。電波で通信を行うため、バーコードと異なり、タグの表面が見えなくても情報を読み取ることが出来ます。また、複数のタグを一括で読みとることが可能なため、商品の在庫管理やレジ業務などを従来より効率的に行えるようになります。

・RFIDの活用事例・

RFIDの技術は、日常の身近なシーンにて活用されています。例えば、SuicaやPASMOなどの交通系ICカード、高速道路のETCカードに活用されています。また、欧米では、製造現場にて、RFIDの技術が導入されています。余談ですが、大手有名チェーン店のスシローでは、お皿の裏にRFIDタグを貼り付けて、鮮度管理を行っています。

★バーコードとRFIDの違い★

1.RFIDの技術は、物流管理のシーンで活用されています。

バーコードにて、商品管理を行う場合、商品を一つ一つ動かしながら読み込まなければならないため、非常に時間が掛かります。しかし、RFIDの場合、タグの表面が見えなくてもタグの情報を読み込むことが出来ます。また、バーコードと異なり、離れた位置からでもタグ情報を読み取ることが出来るので、かなり効率的に業務がこなせます。

2.バーコードには、限られた情報しか登録できません。そのため、商品の詳細な情報は記録できないのです。そのうえ、登録された情報内容の書き換えを行えません。RFIDの場合は、大量の情報を登録できるうえに、情報の書き換えも行えるため、バーコードよりも柔軟性に優れています。

★RFIDのデメリット★

これまで、RFIDのメリットのみを伝えてきましたが、当然デメリットも存在します。

1.導入費用が高い。

バーコードよりも便利な反面、導入コストは高いです。それは、RFタグの1枚あたりの単価が高いことです。RFタグの機能によって、値段が変わります。便利な機能を備えたタグほど、値段は高くなるでしょう。200円前後で購入できるタグもあれば、10000円を超えるタグもあります。RFIDは、一見すると、かなり便利な技術ですが、この導入コストが高いという点がネックになっているため、現在実運用されている業界はアパレル業界だけのようです。

2.種類の見極めに時間が掛かる。

RFIDタグには、種類が複数あるため、用途にあったタグの見極めが必要です。前述しましたが、タグによっては、10000円を超えるものも存在するため、きちんと業務目的に適したタグを見極められなければ、大赤字を引き起こしてしまう事態にもなりかねません。

3.水に弱い。

RFIDの技術がレジ業務のシーンに活用されれば、大幅な時間短縮が望めるでしょう。しかし、RFIDタグは、水に弱いという性質を持っています。豆腐や鮮魚、アイスなどの冷蔵、冷凍食品には貼り付けることが困難なため、現状導入するのは難しいと言えるでしょう。

★終わりに★

RFIDの技術が活用されている業界は、現状ではアパレル業界のみです。RFIDは、かなり便利な技術ですが、メリットよりもデメリットの方が多いせいか、どの業界でもけ入れるのが難しい技術となっています。デメリットによる影響を少なくすることが出来れば、様々な業務のシーンで、力を発揮してくれます。今後は、RFIDの不便な部分を改善するための対策に力を注ぐ必要があるでしょう。



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