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無線LANの暗号化方式について
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投稿者: Tsukadaさん
投稿日:2020/05/12 10:21
更新日:2020/05/12 11:47
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分類
技術
テクノロジー
全般
キャリア
テクニカルサポート
投稿内容

★初めに★

今回は無線通信を行う際に、データの盗聴を防ぐために使われている暗号化方式について紹介したいと思います。

インターネットが普及したばかりのころは、ケーブルを利用した有線による通信が主流でした。しかし、現在は、Wi-FiやBluetoothなどの電波を利用した無線を利用した通信が主流となっています。無線通信は、有線通信に比べて、メリットが多いのも事実ですが、有線に比べて通信の速度が遅かったり、情報が外部に漏洩しやすいなどのデメリットも抱えています。今回は、情報がリークしやすいというデメリットを補うために編み出された技術について触れたいと思います。

★無線LANの暗号化方式★

1.WEP

無線LANの暗号化方式で一番初めに採用された方式です。40ビットの文字列による共通鍵とRC4とを組み合わせた暗号化方式です。

・WEPによる暗号化の仕組み(共通鍵による通信)

WEPには、共通鍵というものが利用されています。通信を行うもの同士が所有しているもので、外部には知られないように使用するという仕組みです。通信の流れとしては、送信側がデータを共通鍵を利用して暗号化し、受信者側が受け取ったデータを共通鍵によって復号し、取得するというものです。

しかし、このやり方は、セキュリティ上の安全性が確保されていないため、現在はほとんど利用されていません。

2.WPA

WEP通信では、セキュリティの面における脆弱性が発見されたため、それを補うために編み出された暗号化方式です。WEPとは違い、通信に利用する「鍵」と呼ばれる文字列の値を固定するのではなく、都度変化させることによってセキュリティの安全性を確保する技術です。

3.WPA2

WPAよりも安全性が高まった暗号化方式です。AESという暗号化方式が採用されている点が特徴的です。AESとは、今日のアメリカで標準として採用されている暗号化方式のことです。現在は、このやり方が主流です。

★まとめ★

無線通信は、今の現代社会になくてはならないほど、人々の生活に浸透しています。有線通信には備わっていない長所がたくさんありますが、デメリットも存在するのが事実です。今後、これらのデメリットをいかに無くしていくかが重要な課題となってくるでしょう。今回は、簡易的にまとめましたが、今後は、もう少し細かい部分まで突っ込んで調べていきたいと思います。

以上です。ありがとうございました。

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