皆さんが普段スマホやカメラで何気なく使っているSDカードですが、
SDカードの種類、規格を豆知識としてご紹介したいと思います。
SDカードについて
SDカードはトランジスタフラッシュメモリーをベースとした新しいメモリー設備です。
SDカード技術の発展につれ、各種のSDカード派生商品も出ています。
容量とサイズの豊富さにより、SDカードは各種の保存媒体の選択肢になっています。
SDカードの種類によって差異も大きいです。では、この具体体な差異を詳しく紹介します。
1. SDカードの種類
① 見た目のサイズからSDカードを三つに分類されます。
SDカード、Mini SDカード、Micro SDカード(旧称TFカード)。
[SDカード]
一番大きいサイズになります。
現在市場にあるコンシューマーレベルのデジタルカメラとビデオカメラは大半はSDカードを
使用しています。
このカードの特徴は「角がカットされた」デザインとなってます。
[Mini SDカード]
性能はSDカードと変わらず、主にサイズが小さくなりました。
特徴としては小さい、安定性、専用の変換アダプタを使用すると標準のSDカードスロットでも
読み書きすることが出来ます。
[Micro SDカード]
カードは、元々Trans-flash Card(TFカード)と呼ばれ、
SanDisk社に開発され、2004年から正式にMicro SDカードと名前を変更し主に携帯電話に
使用されています。
「miniSD」の仕様よりもさらに一回り小さくなっていてサイズ以外の仕様はSDメモリーカードと共通のため、形状を適合させるだけの簡易的な変換アダプタを使用してSDカードスロットで
読み書きすることが出来ます。
② SDカードの容量はSD、SDHC(SD High Capacity)、SDXC(SD Extended Capacity)三つに分
類されます。
現在市場でのSDカード製品の主流は主にSDHCとSDXC二種類の大きい容量のメモリーカードで、
標準のSDカード規格では容量が小さいため、現在では利用されなくなりました。
2. SDカードのスピードクラス
SDカードの仕様毎にデータのアクセススピードが違います。
SD協会では動画を等速でメモリーカードに書き込む時の最低スピードでクラス分けをしています。
クラス毎のスピードは一秒で何MBを転送できるかで計算し、単位はMB/Sになります。
現在SDカードは3つのクラスに分けられてます。
スピードクラス、UHSスピードクラスとビデオスピードクラス。
[スピードクラス]
データ転送の目安となるのがこのスピードクラスです。
クラスに定められた最低転送速度を保証しているものなので、
SDカードそれぞれの最大書き込み/読み込み速度とは異なります。
クラスにはClass2、Class4、Class6、Class10の4種類あり、
機器が定めたもの以上のクラスを使用すれば問題なく使用できると考えていいでしょう。
例えば、クラス4対応の機器ではクラス6やクラス10のSDも問題なく使えます。
逆に、クラス2のSDを使うことは機器の能力を最大限に発揮できない状況になります。
[UHSスピードクラス]
UHS-I/II対応機器とカードを使用した際に適用されるスピードクラスです。
UHSスピードクラス1とSDスピードクラス10は同じように10MB/secの最低転送速度を
有していますが、
UHSスピードクラス1=SDスピードクラス10ではないので注意が必要です。
とはいえ、両方を兼ね備えている製品が多いのも事実です。
[ビデオスピードクラス]
高画質動画の撮影のために策定されたのがこのビデオスピードクラスです。
動画という非常に大きなデータ転送を行うため、最低転送速度が早いのが特徴です。
現状の一眼レフではあまり考慮されていないため、目にする機会は少ないかもしれません。
シネマ4K対応のパナソニック DC-GH5Sなどが採用してます。
こちらで以上になります。
参考にしていただければ幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。