2年位程に流行った仮想通貨マイニングについて今回、自分なりに調べてみました。
仮想通貨のマイニングとは取引の確認を率先して行うことで、
仮想通貨を報酬としてもらうことができます。
例えばビットコインは、参加者全員で運用する仕組みとなっています。
世界中にいるメンバーがお互いに取引を確認し合うことで、公正さを保っています。
ビットコインは色々なところで常に取引されており取引はすべて記録され、
数珠つなぎのように古い取引から順に繋がってます。
この仕組みを「ブロックチェーン」と言います。
古い記録に新しい記録を付け加えるときに辻褄が合うか確認が必要になります。
これに、莫大な量の演算が必要となります。
そこでビットコインは「パソコンを演算に使って良いよ」という人を、
世界中から募って運用しております。
そして演算を成功させた人には、報酬としてビットコインが支払われます。
パソコンを貸して計算させてビットコインを得る作業を「マイニング」と呼びます。
※マイニング(mining)とは、日本語訳で「採掘」という意味になります。
誰よりも早く演算を行い、いち早く鉱山を採掘して、
金(ゴールド)を手に入れるのと同じ感覚なのでしょう。
具体的に、マイニングとはどのような仕組みになっているのか?
・マイニングの仕組み
マイニングは10分ごとに、「ヨーイ、ドン!」で演算の競争が始まります。
そして見事1着になった人は、12.5BTC(ビットコイン)を得ることができる仕組みです。
自分が調べた限りでは、2017年12月の時点で、1BTCは約200万円でした。
この競争に勝ったら一気に2500万円手に入ることになりますが、
2500万円を得ることは容易ではありません。
この演算は徐々に複雑になって来ており、1位になる為には更にハイスペックなPCマシンが必要になってきます。
実際には初期投資コストが尋常ではない位掛るという事になります。
本格的に個人でやろうと思ったらマイニング用の高額なハイスペックPCが必要になります。。
マイニング用のパソコンは発熱量が凄いので、オーバーヒートしない様に冷却する装置も必要になってきます。
またそのパソコンや冷却設備は24時間365日稼働させるので、電気代も掛かってきてしまい
結果・・・
維持コストが収入を超えてしまい結果マイナスになり得ます。
基本的に資本がある人じゃないと太刀打ちできないのでマイニングをする人は年々減ってきており
今や個人でマイニンングをしている人は殆どおらず、「マイニング業者」と呼ばれる専門の企業が行っております。
それらの企業は電気代の安い中国やサウジアラビア、もしくは寒くて冷却装置がいらない寒冷地に集中しています。
今後更にハードルが上がっていくと、数社のマイニング業者しか生き残らないのではないかと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
引用・参考URL
https://www.toretora.com/entry/2017/12/21/200708