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Exchange インプレース電子情報開示 ①(電子情報開示の仕組みとアクセス許可について)
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投稿者: taro nakam...さん
投稿日:2020/02/17 11:19
更新日:2020/02/27 13:55
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分類
技術
テクノロジー
Windows系サーバ
キャリア
運用・保守 / テクニカルサポート / 構築 / 設計
投稿内容
組織が法的証拠開示要件に準拠している場合、ExchangeServerのインプレース電子情報開示によってメールボックス内の関連するコンテンツを検索する際に役立てる。
インプレース電子情報開示とは、適切なアクセス許可を持つユーザーがExchangeServer組織全体に格納されているメッセージングレコードにアクセスできるようにするための機能です。


インプレース電子情報開示のしくみ
役割ベースのアクセス制御では、DisoveryManagement役割グループを使用できるため、ユーザーがExchangeの構成に対する運用変更を行える可能性のある管理者特権を付与する必要なく、非技術者に委任タスクを委任設定できます。
また、許可されているユーザーはメールボックスを選択してから、キーワード、開始日と終了日、送信者と受信者のアドレス、メッセージの種類など検索条件を指定することによってインプレース電子情報開示を実行できる。

許可されているユーザーは以下を選択することができます。

※記載するのは多く使用されるものを記載します。

・検索結果の推定:オプションは指定した条件に基づいて検索によって返されるアイテムの合計サイズと件数の推定値を返す。
・検索結果のプレビュー:オプションを選択すると、結果のプレビューが表示されます。
・検索結果をコピーする:使用するとメッセージを検索メールボックスにコピーできます。
・検索結果をエクスポートする:検索結果が探索メールボックスにコピーされた後でそれらをPSTエクスポートできる。


インプレース電子情報開示のアクセス許可

権限のあるユーザーがインプレース電子情報開示の検索を実行するには、ユーザーをDiscoveryManagement役割グループに追加する必要があり、役割は2つ役割で構成されています。ユーザーはMailboxSearchRoleによってインプレース電子情報開示の検索が行え、LegalHoldRoleによってメールボックスをインプレースホールドおよび訴訟ホールドの対象にできます。
規定ではインプレース電子情報開示の関連のタスクを実行するアクセス許可はどのユーザーまたはExchange管理者にも割り当てられない。「OrganizationManagement/組織の管理」役割グループのメンバーであるExchange管理者はユーザーを「DiscoveryManagment/検出の管理」役割グループに追加したりカスタムの役割グループを作成して検索マネージャーのスコープをユーザーのサブセットに絞り込むことができる。


詳しくは以下のページを参照してください。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/Exchange/policy-and-compliance/ediscovery/ediscovery?view=exchserver-2019

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