LPIC/LinuC Level 3 Mixed Environment
~Linux、Windows、UNIX、Sambaなどの混在環境・運用の実践的なスキルを証明するならこの資格!~
※受験は誰でもできるが、認定を受けるためには前提条件としてLPIC/LinuC Level 2認定を受ける必要がある。
おすすめ度★★★★☆
レベル★★★
◇概要
LinuCレベル3は、「エンタープライズレベルでの仕事ができる技術者」を認定する資格試験です。LinuCレベル3 300 Mixed Environmentでは、以下のような、Linuxを使ってエンタープライズレベルの大規模システム構築やコンサルティングができる、最高技術レベルのLinuxプロフェッショナルの能力を確認できます。
・Linux、Windows、UNIXの混在環境でのシステムインテグレーションやトラブルシューティングができる。
・冗長構成でLDAP、OpenLDAP、Sambaを使ったシステムや認証サーバーを構築できる。
LinuCレベル3 300 Mixed Environmentに認定された方は、上記項目のような、Linux、Windows、Unixなどによる混在環境のシステム設計や構築ができ、複数のシステムを認証統合できるエンジニアとして評価されます。
*試験番号*
LinuC 300 Mixed Environment Exam
*必要な知識*
・OpenLDAPの設定
・認証バックエンドとしてのOpenLDAP
・Sambaの基礎
・Samba共有設定
・Sambaユーザーとグループの管理
・Sambaドメイン統合
・Sambaネームサービス
・LinuxおよびWindowsクライアントの操作
◇資格合格基準
合格ラインは約6割。
◇試験時間
Mixed Environment Exam(300):90分
(試験後の簡単なアンケートに時間を要するため、実質85分)
◇受験料
30,000円(税別)
◇学習方法(書籍)
「徹底攻略LPI問題集Level3[300]対応」(インプレス)
◇受験申込URL
https://linuc.org/linuc3/300.html
受験チケット購入後、ピアソンVUEで任意の試験会場に予約をして受験する。
◇その他
LPICに有効期限はないが、「有意性の期限(再認定ポリシー)」がある。
有意性を維持するためには「認定日から5年以内」に再認定が必要。
◇参考URL
https://linuc.org/linuc3/300.html
https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-3-300-overview
(調査)菊本、朱、吉村