Exchange 管理センターにアクセスするには、Microsoft管理者のアクセス許可を持っている必要がある。
ユーザーメールボックスの一覧で、プロパティを変更するメールボックスをクリックして編集する。
プロパティのページでは以下のタブより設定の変更ができる。
今回はよく設定の変更を行うものを説明する。
「全般」:表示されている名前の設定を変更する。
「組織」:部署や会社名の設定を行っていると動的配布グループ、電子メール アドレス ポリシー、またはアドレス一覧に関する受信者の条件を作成できる。
「電子メールアドレス」:ユーザーメールボックスに関連付けられている電子メール アドレスを表示または変更する。ユーザーのプライマリ SMTP アドレスおよび関連するすべてのプロキシアドレスが含まれる。プライマリ SMTP アドレスは、アドレス一覧に太字で表示され、[種類] 列に大文字の SMTP 値が表示される。
「メールボックスの機能」:以下の設定を行う。
[共有ポリシー]: このボックスには、メールボックスに適用されている共有ポリシーが表示されます。 共有ポリシーによって、組織内のユーザーが予定表と連絡先の情報を Exchange 組織外のユーザーと共有する方法を制御します。 メールボックスには、作成時に既定の共有ポリシーが割り当てられる。
[役割の割り当てポリシー]: このボックスには、メールボックスに割り当てられた役割の割り当てポリシーが表示される。 役割の割り当てポリシーでは、ユーザーに割り当てられている役割ベースのアクセス制御 (RBAC) 役割を指定し、ユーザーが変更できる特定のメールボックスおよび配布グループの構成の設定を制御する。
アイテム保持ポリシー: このボックスには、メールボックスに割り当てられているアイテム保持ポリシーが表示される。 アイテム保持ポリシーは、ユーザーのメールボックスに適用するアイテム保持タグのグループである。
アドレス帳ポリシー: このボックスには、メールボックスに適用されているアドレス帳ポリシーが表示される。 アドレス帳ポリシーを使用すると、ユーザーを特定のグループに分割してアドレス帳の表示をカスタマイズすることができる。
[モバイルデバイス]: このセクションを使用して、Exchange ActiveSync の設定を表示および変更する。[これは既定で有効になっています] Exchange ActiveSync を使用すると、モバイル デバイスから Exchange メールボックスにアクセスできる。
Web 上の Outlook: この機能は既定で有効になっている。Web 上の Outlook web ブラウザーから Exchange メールボックスにアクセスできるようにする。 [無効にする] をクリックして、メールボックスに対して Web 上の Outlook を無効にする。
MAPI: この機能は既定で有効になっています。 MAPI を使用すると、Outlook などの MAPI クライアントから Exchange メールボックスにアクセスできます。 [無効にする] をクリックして、メールボックスで MAPI を無効にします。
「所属」:[所属するグループ] タブを使用して、この受信者が所属している配布グループまたはセキュリティ グループの一覧を表示する。
詳しくはこちらの参考ページを参照にしてください。