LPIC/LinuC Level 2
※受験は誰でもできるが、認定を受けるためには前提条件としてLPICのLevel1認定を受けている必要ある。
おすすめ度★★★★☆
レベル★★☆
◇概要
LinuCレベル2は、「ネットワークを含むLinuxシステムの構築・運用・管理の専門家」を認定する資格試験です。以下のLinuxを使用したシステム管理やサーバー構築についての技術的なスキル指標を確認できます。
・Linuxシステムの企画、導入、維持、トラブルシューティングができる。
・カーネルからネットワークに関する事まで、構築・管理・修正ができる。
LinuCレベル2に認定された方は、上記項目のような、1ランク上のLinuxエンジニアとしての実力を証明でき、Linuxシステムの設計、構築、運用などの実務において、即戦力として活躍することができます。
*試験番号*
201試験:LinuC Level2 Exam 201
202試験:LinuC Level2 Exam 202
*必要なスキル*
・小規模から中規模までのサイトを管理する。
・次のような小規模の混在 (MS、Linux) ネットワークの計画、実装、保守、一貫性の維持、セキュリティ設定、トラブルシューティングを行う。
・LANサーバー (Samba)
・インターネットゲートウェイ (ファイアウォール、プロキシ、メール、ニュース)
・インターネットサーバー (Webサーバー、FTPサーバー)
・アシスタントを監督する。
・システム導入、案件の発注内容、予算等について管理職に助言やサポートをする。
◇資格合格基準
応用管理(201) とネットワーク(202)の両方に合格で取得できる。合格ラインは約6割。
◇試験時間
応用管理(201)、ネットワーク(202):90分×2科目
合計180分
◇受験料
総額:30,000円(税別)
応用管理(201):15,000円(税別)
ネットワーク(202):15,000円(税別)
◇学習方法
※実機での勉強が最も有効。
下記、二冊の参考書と問題集は有名なものだが、これらの他に自分にあった問題集を探す方がより確実。
「Linux教科書 LPICレベル2」(翔泳社)※通称あずき本
「徹底攻略LPI 問題集 Level2/Release2 対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)」(インプレス)
「Crammedia(クラムメディア)LPIC問題集」(無料Web問題集)
「LPI-Japan スキルチェックミニテスト Level2(201)試験」(無料Web問題集)
◇受験申込URL
受験チケット購入後、ピアソンVUEで任意の試験会場に予約をして受験する。
◇その他
LPICに有効期限はないが、「有意性の期限(再認定ポリシー)」がある。
有意性を維持するためには「認定日から5年以内」に再認定が必要。
◇参考URL
http://www.shikaku-it.com/lpic/lpic-level2/lpic-level2-explanation/lpic-level2.html
https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-2-overview
(調査)菊本、朱、吉村