※前提条件なし。
現在、日本ではほぼ同内容で日本向けに改良された「LinuC」という資格もあるが、LPICの方が世界基準&メジャーな資格のため、引き続きカナダLPI Inc.が主催する試験「LPIC」受験がおすすめかなと思います。
(※LPICとLinuC?の投稿内容も参照してみてください。)
おすすめ度★★★★☆
レベル★☆☆
◇概要
LPIC-1は、LPIのマルチレベルLinuxプロフェッショナル認定プログラムの最初の認定です。「Linuxシステムの構築・運用・管理の専門家」を認定する資格となります。取得することで、実務で必要なLinuxの基本操作とシステム管理が行えるエンジニアであることを証明され、お客様に対してはLinuxの知識を持つエンジニアとしての裏付けになります。
*試験番号*
101試験:LinuC Level1 Exam 101
102試験:LinuC Level1 Exam 102
*必要なスキル*
・Linuxコマンドラインで作業を行うユーザの支援、大規模システムへのユーザの追加。
・バックアップとリストア、停止と再起動といった、簡単な保守作業を実行する(Xを含む)。
・ワークステーションのインストールと設定や、そのワークステーションのLANへの接続、またはモデム経由でのスタンドアロンPCのインターネットへの接続を行う。
◇資格合格基準
一般1(101)試験と一般2(102)試験の両方に合格で取得できる。合格ラインは約6割。
◇試験時間
一般(101)、一般(102):90分×2科目
合計180分
◇受験料
総額:30,000円(税別)
一般(101):15,000円(税別)
一般(102):15,000円(税別)
◇学習方法
※実機での勉強が最も有効。
「Linux教科書 LPICレベル1」(翔泳社)※通称あずき本
「徹底攻略LPI 問題集 Level1/Release3 対応 (ITプロ/ITエンジニアのための徹底攻略)」(インプレス)
「Crammedia(クラムメディア)LPIC問題集」(無料Web問題集)
「LPI-Japan スキルチェックミニテスト Level1(101)試験」(無料Web問題集)
「Ping-t」(無料Web問題集)
◇受験申込URL
https://linuc.org/linuc1/
受験チケット購入後、ピアソンVUEで任意の試験会場に予約をして受験する。
◇その他
LPICに有効期限はないが、「有意性の期限(再認定ポリシー)」がある。
有意性を維持するためには「認定日から5年以内」に再認定が必要。
◇参考URL
https://www.lpi.org/ja/our-certifications/lpic-1-overview
http://www.shikaku-it.com/lpic/lpic-level1/lpic-level1-explanation/lpic-level1.html
(調査)菊本、朱、吉村