Open date Initiative は、2018年9月24-28日フロリダ州オーランドにて開催されたMicrosoft Ignite2018で長期にわたるパートナー社であるAdobe、マイクロソフトおよびSAPのCEOにより発表されました。
現在、データは企業の最も価値ある資産となっています。
ですが、多くの企業がデータが縦割り状態となり社内業務、顧客とのやり取りなどの把握などが困難となっておりデータを活かしきれていません。
Open Data Initiativeは、そのような現状を解消するため作られた3規範に基づいた共通アプローチと顧客向けのリソースとなっています。。
それぞれのサービスやソフトウェアなどを利用している企業は、それぞれのサービス・ソフトウェアに顧客データが分散しています。
そのような顧客データを、Microsoft Azure(※1)のデータレイクサービスを使うことで統合・分析しその結果顧客体験を改善していくことが可能になるのです。
企業内データは、サイロ化しがちなので連携のために3社共通のデータモデルを構築しました。
共通のデータレイクを使用することでデータの縦割り状態を解消し顧客の単一視点の獲得を目指すものです。
企業の境界を越えてデータの連携を作ることで顧客との直接的で有効な関係をリアルタイムで構築していけるようになるはずです。
※1. Microsoft Azure は、Microsoft社のクラウドサービスの集合体でアプリケーションとデータをホストしている。世界規模の巨大なネットワークに対し、ツールやフレームワークを使うことでアプリケーションを自在に構築、管理、デプロイすることができます。
※蛇足ですが、Adobe、MicrosoftおよびSAP、3社のCEOのお名前を銘記しておきます。
(Adobe CEO)hantanu Narayen氏、(Microsoft CEO)Satya Nadella氏、(SAP CEO)Bill McDermott氏
参照:https://www.publickey1.jp/blog/18/sapopen_data_initiative3microsoft_ignite_2018.html