①ログイン
Linuxではコンピュータを利用する前、「誰がこれから利用するのか」ということをコンピュータに知らせる必要がある。この手続きのことを”ログイン”という。コンピュータを利用している際は常にログインをしている状態である。
ログインするには、コンピュータ上で利用するユーザ名とユーザ本人である証明として、パスワードを入力しなければならない。
この二つは個人でLinuxをインストールした場合と否かでログイン方法が変わってくる。
個人で自分のコンピュータにLinuxをインストールした場合は、そのときにそれぞれを設定していることになる。個人でLinuxをインストールしていない場合、管理者が別にいるためその管理者に依頼してユーザ名とパスワードを発行してもらう必要がある。ユーザ名とパスワードの入力は通常、GUI(グラフィカルユーザインターフェイス)のダイアログに対して行う。しかし自動でログインをする場合もある。
②デスクトップの基本操作
コンピュータにログインすると「Ubuntu」のデスクトップ画面か「Fedora」のデスクトップ画面が表示される。
・「Ubuntu(ウブントゥ)」はLinuxを使い始めたユーザから開発に携わる人など、様々な人たちによって開発されているOSである。Ubuntuは無料で使うことができるため、学校や職場でも使用されている。また、新しいデスクトップおよびサーバーを半年ごとにリリースすることにより、常に最新の優れたアプリケーションをユーザに提供するようにしている。
・Fedora(フェドラ)は」Red Hatが支援しており、安定より最新の技術を積極的に取り込むディストリビューションである。FedoraとRHELはコマンドやディレクトリ構造、OSの設計思想がとてもよく似ている。
そして、何か問題が起きてもRed Hatが支援をしているため、すぐに対応してくれるというところも特長となっている。
これら二つのOSはWindowsやMac OS Ⅹと同じ仕組みなので、操作はしやすくなっている。デスクトップ上の各部には以下のような機能がある。
① 検索メニュー起動
② 通知エリア
③ アプリケーションメニュー
④ ランチャー
参考URL:http://www.ubuntulinux.jp/ubuntu
参考URL:https://blog.manabusakai.com/2013/02/i-love-fedora/
参考文献:Linuxコマンドブック ビギナーズ 第4版